【あらすじ】

敬愛する姫のために、魔獣を狩り辺境競武会を目指す女騎士ドリアテッサの成長。信頼する妹夫婦に後を任せバルドと旅をしていたメイジア領主ゴドン・ザルコスの自領の危機。その他、なんらかのさだめを背負ったヴェン・ウリルと主人公バルドとの関係など、謎と様々な人間関係が渦巻き冒険は続く。

【本の情報】

単行本: 367ページ
出版社: KADOKAWA/エンターブレイン (2014/9/22)
言語: 日本語
ISBN-10: 4047298085
ISBN-13: 978-4047298088
発売日: 2014/9/22

【おすすめ度】

 ★★★★☆

【感想】

主人公のバルドとパーティーを組む面々がそろってきたようですね。英雄譚として話が動き出して来ました。

今回登場の女騎士ドリアテッサについては、実戦経験の無いエリートだった彼女が、バルド達との旅で、経験を積みそしてさらに技術を磨いて・・・今巻は終わってしまいまったので、次回挑むであろう辺境競武会が非常に気になります。

ドリアテッサの故国であるゴリオラ皇国は、かなり遠方のイメージでしたが、辺境競武会での対戦国は前巻でおなじみのパルザム王国でパルザム王国側の責任者が知己のザイフェルトだったり、なんだかんだで、いろいろ人間関係がつながっているのですね。この辺が少し出来すぎかなと言う気もしますが。

ドリアテッサにもまだ伏線がありそうですね。

伏線と言えば、カーズ・ローエンと名を変えたヴェン・ウリルもなんかありそうですね。実はどこかの王族かな?バルドの剣の師匠ともなんかありそうだし。

こうなると、ジュルチャガもなんかありそうですねぇ。

今回長い旅で進んだ先から、一旦ゴドンのメイジア領まで帰ってきますが、宇宙戦艦ヤマトじゃないですが、行きは大変帰りは一瞬みたいな印象でした。

そうそう、巻頭に地図が掲載されたんですが、それでもまだ実感としてわかないです。もっとも、読むときにはあまり考えないようにしてますが。

あとがきに、主人公の世界にはまともな地図は無かったと書いているんですが、やっぱり読み手としては地図が無いと位置関係とか距離感がわからないので、あった方がいいですね。その他にも、登場人物が多いので人物紹介と登場人物の関係図とかが欲しいかも。なお、地図と人物紹介は公式サイトにありました。

このシリーズの特徴である1話1品の料理のシーンは、前巻のように気合いが入っているのがわかるというか、その土地の料理紹介の別コラムというかそんな感じではなくて、ストーリーの流れに沿って違和感無く書かれていて、読みやすくなりましたね。

いろいろ書きましたが、面白かったです。

公式サイト:
  「辺境の老騎士 – 小説家になろう
   ※ このサイトでWEB版が読めます。
   ※ 地図、人物紹介もあります。(ネタバレ注意)