あらすじ

ホテル・マイヤーズ東京で修行中の佐々目、突然上司の窪に呼び出され、あるお嬢様女子中学校でホテル・マイヤーズ東京が行っている給食事業を救ってほしいと依頼される。

実は当初はホテル給食と話題になったものの、生徒へのアンケートでは、8割の生徒が元の自由食に戻してほしいとの結果になり、苦境にたたされていた。

そこで、以前小学校で給食を作っていた佐々目に白羽の矢がたったのだった。さらに窪は、小学校での給食に一緒にたずさわっていた栄養教諭の毛利も巻き込み、ホテル給食の未来を託す。

佐々目&毛利のコンビは、未知の世界のお嬢様女子中学校に悪戦苦闘。はたしてホテル給食の未来は?

本の情報

書名:給食のおにいさん 受験
著者:遠藤 彩見
文庫: 299ページ
出版社: 幻冬舎 (2015/8/5)
言語: 日本語
ISBN-10: 4344423690
ISBN-13: 978-4344423695
発売日: 2015/8/5

おすすめ度

★★☆☆☆

感想(ネタバレあり)

「給食のおにいさん」「給食のおにいさん 進級」「給食のおにいさん 卒業」の小学校給食編(?)の続巻です。

今回はお嬢様女子中学校のお話し。

いきなりラストのことから書きますが、妙に爽やかな終わり方をしているんですが、結論をきちんと書いていないので読み終わったあと?マークがいっぱいでした。

残念な方向の結末ではなさそうですが、直前に「・・・契約を切られ、そのせいでどこかに行かされても。あるいは、白蘭中の給食室に残ることになっても。」という文章があって、しかし、3章「ゲスト」に柳井との会話のなかで、ホテルの厨房に戻りたいというのが本心のような文章もあるし、窪が「だったらホテル給食を救って、さっさと戻ってきな」と言っています。

その上で、ラストの窪の言葉は・・・どういう結論だったんですかね?うーん。これでホテル給食が救われて、戻るという結論なら、あまりにも中途半端ですよね。それとも、何か読み飛ばしてるのかな。

物語そのものは、それなりに面白くはあったのですが、若干マンネリ気味な感じも受けました。

何よりも、毛利の登場のさせ方が強引というか、研修でたまたまなんて都合がよすぎるし、毎回違った登場理由が必要になりますね。この物語のメインキャラのひとりだからだと思いますが、今後もこのシリーズを続けていくのなら、佐々目と毛利のコンビは自然に登場してあたり前の状況を作っておいておいた方がよいように思いました。

続巻出るのかなぁ。