感想(ネタバレあり)

2007年に刊行された「大峡谷のパピヨン」の続編です。いつの間にか「海賊と女王の航宙記」というシリーズのタイトルが付いていますね。

冒頭から門(ゲート)が話題になっていて、そういえば前の「大峡谷のパピヨン」も最後はエルナト宙域の未知の門(ゲート)を跳びに行くところで終わっていました。

この巻は、門(ゲート)の話が物語の中心にあって、惑星ブラケリマの渓谷競走(キャニオンレース)が絡んでいくのかなと思ったら、惑星ブラケリマで始まった新しい渓谷競走(キャニオンレース)とその準備、ジャスミンと整備士のガストーネ、飛翔士(フライヤー)のからみが大半でした。

なんか、門(ゲート)の物語にしようとして、新しい渓谷競走(キャニオンレース)のことが膨らんでしまって、ラストの方で慌てて軌道修正したような感じ。 ちなみに、門(ゲート)の方はほとんど前に進んでいませんけどね。(^^;

でも、面白かったですよ。

リィとシェラのシリーズの方もそうですが、伏線が沢山のこっていますよね。忘れさられているのも多いような気がする。さらに、基本的に今は1巻完結だから、ゲストキャラが沢山いて、それが後の巻でひょこっと出てくるので、どんなキャラだっけ?とすぐには思い出せないので、そのあたりも、一度まとめたいなと思っているんですが、なかなか時間が取れなくて。(^^;

本の情報

出版社: 中央公論社
書名:パピヨンルージュと嵐の星 --海賊と女王の航宙記
著者:茅田砂胡
ISBN : 978-4-12-501353-4
2015年12月10日 初版発行

オススメ度

★★★★☆